POL Tech Blog

POL Tech BlogはPOLのプロダクト開発チームのブログです。

エンジニアとして技術力を高め続けるための「学びの仕組みづくり」

こんにちは、POLエンジニアインターンのどらちゃんです。 第4 回目の記事は、POLのプロダクトチームに勉強会の文化が出来上がるまでに関して話します。

POLのプロダクトチーム内では、「未経験者が多い中でどのように技術力を向上させるのか」という課題がたびたび話されていました。そんな中で、最終的にもくもく会を開催することとなりました。そんなPOLのプロダクトチームはもくもく会で何を学んでいるのか、またその結果どう変化したのかを説明できればと思います。 チームの環境や体制にフラットに疑問をもつこと、そんな疑問を共有しやすいチームってどんなチーム?みたいな観点で読んでいただければと思います。

【目次】

もくもく会」って何やるの?

毎週土曜日に、エンジニアチームのメンバーで集まって、各自が学習したい技術を勉強。 最後に各自が学習した内容を共有し、チーム全体で技術力向上や技術感度の向上に取り組んでいます。

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もくもく会の様子

最近では、エンジニアだけではなく、デザイナーさんも参加してくれています。 「Google Analytics」「Sketch」などのマーケ、デザインツールや、デザイナーの働き方などに関しても勉強会を開催してくれています。

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勉強内容

普段、業務の中で頻繁に連携するエンジニアとデザイナーですが、具体的な働き方に関しては分からないことも多いと思うので、お互いの働き方を知るという意味でも非常に良い機会だと思います。

例えばmixiクックパッドなどの有名なベンチャー企業になると、社外向けの勉強会とかたくさんやってますよね。 もちろん、自社のブランディングもさることながら、社外のエンジニアの技術力の向上にも貢献しているのは単純にすごいですよね。

今後POLでも、もくもく会を社内共有だけではなく、社外にも発信していく仕組みを作りたいと思っています。

もくもく会を開催した理由

開催しようと思った理由は2つです。

チームとしての自走力に課題意識を持っていたから

未経験からコーディングを始めると、どうしても経験の豊富なエンジニアに頼りがちになってしまい、彼らに質問が集中してしまうという課題が発生すると思います。 POLも同様にインターン生の大半が未経験者だったので、経験豊富なエンジニアの負担が増えてしまうという課題が存在していました。 そのような課題が存在する中で、未経験者であっても、自分で課題を整理して解決する力を付けていきたい、チーム全体として自走力をつけたい。 そんな想いがありました。

チームで技術力を向上させる文化が無いことへの課題感

POLでは仲間とともに成長するという意味の「Growing Together」というバリューがあり、多くのメンバーが日々実践することができています。 ですが、スタートアップということもあり、仕組みづくりがまだされていないという課題もあります。 そのため、自分が学習した内容をチームで共有し、組織として技術的ノウハウを蓄積させる仕組みづくりが大切だと感じました。

その後の変化

まだもくもく会を開催し始めてから、数ヶ月しか立っていないのですが、自分を含めた多くのメンバーが少しずつ自走できるようになってきていると思います。 自走できるメンバーが増えたことにより、経験豊富なメンバーが担当していた設計レベルの業務等に関しても、徐々に各メンバーに任されるようになってきています。 また、社内で開発中の新規事業では、ベテランのメンバーのサポートを受けながらではありますが、若手のメンバーが主軸となって開発を行えるようになりました。 また、もくもく会では自分が学習した内容をQiita: Team(チームでドキュメントを共有できるサービス)で共有し、チームで学びを共有します。もくもく会を開催することで、チームで学びを共有する習慣がつきました。 学びの共有が習慣化することにより、もくもく会の時だけではなく、普段の業務に関しても技術的学びの共有が盛んに行われています。

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学びの共有

多くの企業ではあたりまえのようにされているかもしれませんが、POLではチーム全員が学びの共有を徹底できていた訳ではありませんでした。 チームでの学びの共有を文化にすることで、最近ではもくもく会に限らず普段からドキュメントを通じた技術共有がされています。

もくもく会を開催できた背景」

上記のような流れでもくもく会開催したわけですが、開催しやすかった要因は大きく2つあります。

フラットなコミュニケーション

POLではエンジニア歴の長いメンバーもいれば、ほぼ未経験のメンバーもいるので、チーム内での技術力に差があるのも事実です。 どうやってメンバーの技術力の差を縮められるか、経験の浅いエンジニアを成長させる仕組みを考える中で、各メンバーは経験や年齢に関係なく、フラットなコミュニケーションを取ることが大切だと学びました。 また朝会や日報、1on1など、上長や同期とコミュニケーションを取る機会も多くあり、普段から悩みや課題、もしくは「こうしたい!」などの提案を経験値に関係なく共有しあっています。 このフラットなコミュニケーションのおかげで、疑問や課題感は非常に共有しやすかったです。

共通の課題感

事業を成長させていく中で、プロダクトを作っているエンジニアの力は不可欠です。 ですが、POLではエンジニアの数が多くないことに加え、未経験からプログラミングを始めたメンバーも多く、技術力が高いとは言えません。 そのような課題がある中で、エンジニア採用を加速させること、そして各個人が技術力を上げていくことが必要不可欠です。 そのような課題を、エンジニアチームの各メンバー全員で共有し、全員で協力しながら過大解決に取り組むことのできる環境がある。 そのようなチームだからこそ、もくもく会という文化に共感してくれるメンバーが多かったのだと思います。 そんな現状に対してエンジニアチームの各メンバーが同様の課題感を持てていることも事実です。 そんな中だからこそ、もくもく会という文化に共感してくれるメンバーが多かったと思います。

「最後に」

ここまで読んでいただきありがとうございます。 良い社内文化は良い成果を生むと思います。 成果を最大化するために私たちはもくもく会を開催しています。 もし勉強会に興味がある方はぜひぜひご参加いただければと想います。

【勉強会】 日時: 毎週土曜日 15:00~ 場所: 東京都中央区日本橋大伝馬町1-7 日本橋ノースプレイス3F

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