POL Tech Blog

POL Tech BlogはPOLのプロダクト開発チームのブログです。

スタートアップで新人エンジニアを育成するための工夫

こんにちは。POLエンジニアインターンのまるです!

POLのプロダクトチームでは新人がジョインしてから15日間日報を書く文化があります。そこで今回の記事では、POLでどんな内容の日報を書いているのか。日報を書く目的や実際にどのような学びがあったのかを新人目線で書いていこうと思います!

目次

POLで書いている日報ってどんな感じ?

POLで書いている日報の主な内容は、その日の業務内容、業務をこなすうえでの学びの共有、進捗の確認、どういった思いで仕事をしているのかをおもに書いています。

POLで日報を書く際はQiita:Teamに投稿していくシステムになっています。そして投稿された日報に対してエンジニアの同僚や社員さんがたくさんコメントしていきます。

日報を書く3つの目的

日報の目的① 思考の整理になる

駆け出しのエンジニアの場合、どこにつまづいているのかが分からないことも多々あります。(自分もエンジニアを始めてから一か月はそんな感じでした。。。)これではうまく進捗を報告できませんし、どうやって解決すればいいのかが一向に見えません。

日報を書くことで自分のその日の開発についてドキュメント形式で整理できます。 ドキュメントに残すことで、日報でつまづいているポイントを具体的に洗い出すことができます。洗い出したつまづいているポイントは上長から解決となる糸口をコメントしてもらえるので、スムーズに次のステップに進むことができました。

日報の目的② 成長をドキュメントに残せる

エンジニアを始めたての頃は、自分がつまずいたときにどのように解決すればよいのかが分からない場合がよくあります。

しかし、以前に同じようなレベルのタスクをやっていた人がどのように解決したのかをログとして残しておくことで、自分のタスクに活かすことができます。 また、先取りして自分が躓きそうなポイントの解決法を学習できるので学習効率の上昇にもつながります。

日報の目的③ 学びのシェア

日報を書いてアドバイスをもらうだけではなく、自分が聞いたり調べたりして得た学びを共有することで、読む側も知らなかったことをキャッチアップできました。

書く側も学びを逃さないように意識することができ、双方にメリットが生まれ社内全体の知識、技術力の向上につながります。POLにはGrowingTogetherというバリューがあります。これは「みんなで学びを共有して一緒に成長して行こう!」という意味なのですが、日報はGrowingTogetherにマッチした仕組みであると思っています。

日報の例

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とある日の日報

このようにつまずいたポイントを書いてアドバイスを募集したり、業務内で得た学びの共有をしたりしています。

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日報へのコメント
このようにプロダクトチーム内で分厚いコメントしたり、してもらったりします。さらにコメントする側は自分の知識のアウトプットの場となっています。

日報で得た学び

僕もQiita:Teamに日報を残したのですが、自分が学びを増やせば増やすほど周りの学びも増えていくという好循環を得られる、とても良いシステムだと思っています。

僕自身日報を書いて、自分のつまづいたポイントは解消できたのかといった振り返りや、自分の進捗の確認により明日のTODOリスト作成を同時に行うことができ業務効率が上がりました。

さらに学びの共有により自分の知識を定着させる効果もあるため、自分の成長を実感することができモチベーションの維持にも繋がっています。

特に新人は教えられることのほうが多く、自分がチームの仕事を遅らせているのではないのかという意識がありました。 そこで、自分がチームのためにできることは、日報を読んでくれている仲間やこれから入ってくる人に少しでも学びを多く与えられるようにすることであり、そういった思いで日報を書いていました。この思いはいつしか日報だけじゃなく、少しでも会社のためになるようなことをしたい!という気持ちに変わっていきました。

最後に

日報は新しく入ってきた人のオンボーディングや、全社的な意識改革にとても有効な手段だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。思考の整理や進捗の管理、一日の振り返りがあまりできていない方は日報を取り入れてみてはいかがですか?

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