POL Tech Blog

POL Tech BlogはPOLのプロダクト開発チームのブログです。

全員で採用!POLの採用アクションの仕組み

こんにちは!POLエンジニアインターンのぱんです!(パンサーの尾形さんと誕生日が同じなことが由来です。)チームでは主にフロントエンドを開発しつつ、採用担当としてエンジニアの採用にも携わっています!

今回はPOLのプロダクトチームが実践する採用アクション(後述します。)についてお話します!現在POLではサービスのグロースや大規模UIリニューアルに伴って開発工数が足りていないため、エンジニア採用が急務になっています。そのためPOLでは採用アクションをプロダクトチーム全員で行っています。
そんな状況でなぜ全員でそんなことやるの?全員でってどういうこと?そんな観点で読んでいただけると嬉しいです!

【目次】

採用アクションとは?

採用アクションとは、採用媒体でのスカウト送信やリファラルの声掛けのアクションです。

POLの朝は採用アクションからはじまります。プロダクトチームでは毎朝10時から30分間、採用アクションタイムが設けられています。 採用アクションタイムになったら全員が採用媒体からスカウトを送ります。だいたい月500通で、1人毎日5通を目指して送っています。

プロダクトチームはチーム内に採用の部署を持ち(ちなみに担当は僕です。)、チームの目標にも採用アクション数が立てられています。 しかもこの目標がだいぶBHAGなのですね。この「BHAG」というのはBig Hairy Audations Goalsの略で、直訳すると”大胆な達成困難な高い目標”という意味です。POLのメンバーは「BHAG Driven」をバリューとして、高い目標を掲げそこに向けて突っ走ることで成長していこうという気持ちで働いています。 そのため、みんなでその達成に向けて毎日アクションを続けています。

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採用アクションの様子

slack連携してより楽しく!

採用アクションをより活発に行えるように、slackを連携させて数値分析を実施しています。 slackで /saiyo-actionと打つと投稿フォームが表示され、その日の採用アクション数を送信すると、

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上の写真のようにbotが褒めてくれます。 もちろん僕らもめちゃくちゃ褒めます。笑 「そんなに送ったのか!すごい!天才かぁぁ!!」みたいな感じで。 これらの数値がスプシに入り、みんなの採用アクション状況を把握しています。 f:id:pol_tech:20190529093208p:plain

この数値で競い合うなど、楽しく採用アクションをやっています。

なぜ全員でやるのか?

なんでPOLのプロダクトチームでは全員で採用アクションやるの?別に人事がやればいいじゃん! お気持ちはごもっともです。確かに30分作業時間が取られてしまう。 なぜ全員でやるのか。ポイントは3つ。
工数
当事者意識
内省
です。

工数

まず1つ大きな要因は工数です。単純に高い高い目標を達成するには1人や2人ではとうてい無理な話なんです。みんなの協力が必要なんです。

ではなぜ大変なほど採用しなければならないほどの目標を立てたのか。POLはフェーズの割に事業スピードが速く事業数が多い会社です。したがってやるべきことがたくさんあるのでかかる工数も大きくなっています。 採用目標はそうした事業のロードマップ、半年先の組織図、そこから引いた採用数から逆算して出しています。さらにBHAGに目標を立てることに決めたので、大きな採用目標が立っているのです。

このBHAGな目標を達成するために、プロダクトチーム全員で採用アクションをしています。

当事者意識

2つめが当事者意識です。 新しい仲間を自分の手で呼ぶことでメンバーの当事者意識を高めたいと思っています。 自分がスカウト送った人が実際にメンバーに入ったらとってもワクワクしませんか?POLはそのワクワクを大事にしています。新しい仲間を自分の手で呼ぶことができる、それに自分も携われるんだと思ってほしいのです。 また自分でスカウトを送ることで、事業スピードはどうなのか、組織の人数や技術力はどれだけ足りていないのか、そんな高い視座を持ってより当事者意識を高めていきたい。そう思ってみんなには採用アクションをしています。

内省

そして最後3つめが内省です。スカウトを送ることで、どういう人が必要なのかJD(Job Description)を見つつ、スキルレベルやマインドを見ることになります。そうしてPOLのプロダクトチームにどんな人が必要なのかを自然と考える機会になったり、必要とされる条件を見たりすると、自然と「じゃあ自分ってここでどう働けばいいの?」と組織を俯瞰して見ることができ、自分がどういう風に組織の一員として動けばいいかを考えるようになります。自分のチームで果たす役割を見直すことで自分の働き方に落とし込んで、より高いパフォーマンスを発揮してくれたらめちゃくちゃ嬉しいなという思いで、全員には採用アクションで取り組んでもらっています。

なぜ全員でできるのか??

でも全員で採用アクションをやるのってとても難しい。。。
それでもPOLでそれが実践できているのは、「ミッション・ビジョンが浸透している」からだと思っています。

「未来を加速する」それがPOLのミッションです。

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POLのミッション 「未来を加速する」

そのためのビジョンとして「研究者の可能性を最大化させるプラットフォームを創造する」を掲げています。

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POLのビジョン 「研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造する」

研究が促進されて、新しい未来の形がPOLから起こると思うとめちゃくちゃワクワクする!のようにミッション・ビジョンや事業に各々が共感しているから、それを一緒に達成したい人を求めて採用アクションをしてくれているんじゃないかなと思っています。

そしてもう一つ、POLでは組織戦略について全員で考える文化があります。したがってf:id:pol_tech:20190529095439p:plain全員の中で「じゃあ達成するためにこんな人を仲間として迎え入れたいよね!」という認識が一致しています。迎えたい人の認識がそれぞれが将来の仲間を探しにいく採用アクションにつながっていると思います。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。僕自身この文化はどれだけ大きくなっても続けていきたいなと思っています。

一点だけとても採用アクションをするにあたって注意していることがあります。 それはバラマキスカウトにならないようにすることです。 数値を追うとどうしても数値目標を達成することに一生懸命になりがちです。すると、候補者の方がPOLのカルチャーにフィットしないなど、面談のお時間だけを取ってしまうということが起こり得ます。この状態はお互いにとって幸せではありません。 POLでは候補者一人ひとりに対して、本当にマッチするかを真剣に考えお互いにとって幸せになれるように意識してスカウトを一通一通送っています。

We Are Hiring!!

本文で紹介した採用アクションは毎日続けていますが、まだまだ人が足りていません。 POLは社員も学生インターンも、一緒に成長し合えるメンバーを募集しています! 僕らと一緒に未来を加速させませんか? POLに少しでも興味をお持ちの方は、ぜひご応募ください! 話を聞きに行きたい。。。というようなカジュアルな面談も大歓迎です!!

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