POL Tech Blog

POL Tech BlogはPOLのプロダクト開発チームのブログです。

エンジニアがユーザーの声を直接聞いて得たこと

こんにちは!POLエンジニアインターンのサントスです!(初めて面接したときにカフェでブラジリアンサントスコーヒーを飲んだのでつけられたあだ名です。笑)

プロダクト部ではスクラム開発の開発チームリーダーとしてバックエンドの開発を担当しています!

先日、ユーザーの生の声を聞く「ユーザーヒアリング」に同行させていただいたのですが、かなり学びが多かったのでシェアします!

この記事では、なぜエンジニアがユーザーヒアリングに同行するのか、その結果変化した自分の考え方をお伝えしていきます。

【目次】

ユーザーヒアリングに同行した経緯

ユーザーヒアリングについて話す前に、まずはユーザーヒアリングに同行した経緯について説明します。今、POLではユーザーの生の声を聞く担当はCSという部署が担っています。

今回は、CSと一緒にクライアント様のもとへ出向き、サービス導入時のサポートする場に立ち会いました。そこで実際にPOLのサービスであるLabBaseを一緒に触ってもらい、サービスについてフィードバックをいただきました。

なぜエンジニアがユーザーヒアリングに同行するのか

ユーザーヒアリングの目的はクライアント様が実際にLabBaseを使ってくださったときに良い点や課題点を見つけることですが、別にエンジニアがやらなくてもいいような気がしますよね。

しかし、POLのエンジニアはユーザーヒアリングに積極的に同行しています。理由は3つあります。

1つ目はタスクへの意義を知ることです。POLのエンジニアは上から降りてくるタスクをやるだけではありません。一つ一つのタスクでどんな価値を生むのか、という意義をを考えてタスクを取り組むようにしています。そのため、どんな経緯でタスクが生じるのかを直接把握するためにCSのユーザーヒアリングに同行しています。

2つ目は当事者意識です。POLでは当事者意識100%という言葉があります。何事も他責にせず、自分ごととして捉えようという意味です。したがって、エンジニアも他部署であるCSが何を考え、どのようにクライアント様と接し、僕らのプロダクトの価値を届けているのかを知る必要があると思っています。

3つ目はユーザー視点を強めるためです。やはりエンジニアのプロダクトで価値を届けるクライアント様に直接お会いすることで、使ってくださる姿を肌で感じ自分たちの開発にユーザー視点をもっと強めようという思いがあります。

POLのバリューの1つに「Growing Together」があります。メンバーだけでなくステークホルダーとも一緒に成長していこうというものですが、CSのユーザーヒアリングはまさにGrowing Togetherそのものだなと感じています。全てはクライアント様の成功のために僕らは開発をしなければいけないのです。徹底したユーザー視点でプロダクトを開発することがPOLの成長につながると僕は信じています。

こんなことに活きてます!

当然ユーザーヒアリングに行きっぱなしでは終わりません。いただいたフィードバックを開発に活かしています。現在まさに開発中のものもユーザーヒアリングでのフィードバックから転じたものです。 また、自らミーティングに参加し、タスクの仕様決定に携わりエンジニアとしての視点からの意見を伝えています。

フィードバックは自分だけでなくチームメンバーにも共有し、エンジニアにできるだけクライアント様の生の声を届け、全体のユーザー視点を強めようというようにもしています。

こんな感じで共有しています! f:id:pol_tech:20190626134633p:plain

普段プロダクトをみる目線が変わった

CS同行を通じて、たくさんの学びはありましたが、大きくプロダクトを見る目線が変わったなと思います。

オフィスに閉じこもっているだけではわからない

普段はエンジニアとしてオフィスで仕事をしているだけだったので、「エンジニアとしての技術力の向上」や「自分たちがつくりたいもの」に目が向いてしまっていたのですが、本当に大事なのは「クライアント様が満足するプロダクトをつくること」だと気づきました。

実際にクライアント様の元に行き、サービスを使ってもらうことで、その場そのときに感じた生のフィードバックをしていただけます。サービスが期待通りの動きをしなかったときは手厳しくもありがたくご指摘いただけるのです。

エンジニアは特にクライアント様と直接的に関わることが少ない職業だと思います。しかし、実際にはクライアント様とかかわらないとわからないサービスの欠点が必ずあることに気づき、自分の視座が上がりました。

クライアント様との会話で気づいたサービスの価値

クライアント様と会話をしていて、「理系採用サービスのLabBase」は本当にクライアント様の課題を解決する、価値のあるサービスだと気づきました。

また、すごくラッキーだったのですが、クライアント様に「この機能は無いの?」と聞かれた機能が、ちょうど私が今開発中の新機能だったのです。

必要とされているサービスや機能を開発していると気づけたことが、エンジニアとしての自信にも繋がりますし、「この人のために作ろう!」という気持ちになりました。

まだまだサービスを改善できると気づき、わくわくした

クライアント様が実際にサービスを使っているとき、期待していないページに遷移したり、「ん?どっちだ?」と、使い方に迷ったりしていました。

何時間もサービスとにらめっこしている自分たちにはわからない、ユーザー視点でのサービスの使い方があるのだと知りました。

ユーザビリティの改善、それ以前の仕様変更の可能性もあるので、改善の余地がたくさんあるなと思いました。もっとLabBaseを好きになってもらえるように、クライアント様目線で開発する必要があるし、改善された未来を想像するとすごくわくわくしました。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。CS同行をしたことで、サービスは使う人目線で開発することが大事だと感ました。また、ユーザー目線に立って開発するためにはクライアント様が実際に使っている現場に行くことがなによりも大切だと気づきました。 このブログを通して、すこしでもユーザー視点の理解が深まってくだされば嬉しい限りです!

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